スイーツ雑貨、フェイクスイーツ、お菓子雑貨はなぜ売れる【雑貨トレンド】

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スイーツ雑貨、お菓子雑貨ケーキ雑貨販売のツボ
ケーキ自体がキャンドル(カメヤマ)

 

繊研新聞「繊研教室」雑貨トレンド

繊研新聞「繊研教室」2009年9月24日

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お菓子雑貨は幸せな記憶を呼び起こす

売れる雑貨トレンド。食べられないお菓子に垂涎

07年8月に上梓した、拙著「売れる雑貨屋さん-ムリなくムダなく続けるショップ運営の成功ルール-」(ソフトバンククリエイティブ刊)で、雑貨トレンドのひとつの芽として取りあげたスイーツモチーフの雑貨(スイーツ雑貨)が、現在雑貨店、ライフスタイルショップ、バラエティショップを中心とする雑貨マーケットで花盛りだ。

女性向けの生活雑貨店では従来、本物のお菓子を作るための簡易なキットや調理器具、材料は定番商品。

そして今、ケーキ、チョコレート、ドーナッツ、アイスクリーム等の洋菓子などのスイーツを“モチーフ”にした各商材は、多くの雑貨店の人気アイテムになっている。

以前からあった商品の表面へのプリントなどでスイーツのイラストや写真をあしらった商材だけでなく、スイーツの形状や質感(時には香りまでも)を再現するリアル(フェイク)な雑貨、パッケージや売場での提案方法にスイーツ風手法を取り入れた商品が多く登場し、様々な雑貨店舗の売上に貢献している。

携帯ストラップ、アクセサリー、文具類、キャンドル、インテリアオブジェ、タオル、石鹸、カメラ(!)、オルゴールなど。トレンドに敏感な雑貨店ではスイーツモチーフの商材が必ず展開されているはずだ。

スイーツ雑貨を手作りする為の材料や道具、キットまでもが人気だ。

雑貨店なのにもかかわらず、売場の一角が洋菓子売場に見えてしまう(笑)店舗も多くある。

スイーツ雑貨、お菓子雑貨ワッフル

ビスケットモチーフの牛ヌメ革製のアクセサリー類(inoui)

愛らしい色彩と形状が人気の理由

人気の理由は、まず、言うまでもないことだが、 (本物の)スイーツのブームであるということ。

日々、雑誌やTV番組などのマスコミで目にするスイーツのお店や新商品の情報。友人との雑談時によく話題にあがる気楽なネタ。多くの女性(男性の場合も)がスイーツ評論家であるかのような今の時代の気分が人気の理由だ。

また、洋菓子独特の愛らしい形状や配色が、小振りなサイズの多い雑貨商品のデザインモチーフとして非常にマッチしていることもあげられるだろう。

いくらラーメンや焼肉がブームだからといって、それらの料理自体(色、形状)がモチーフの雑貨が、女性向けの雑貨店、雑貨屋さんの人気分野になることはないはずだ(笑)。

例えばデコレーションケーキのクリーム色と様々なトッピングのビビッドカラーは、華やかで愛らしい配色。アイスクリームの球体とコーンの逆円錐の組み合わせも独特で印象的な形状だ。

スイーツをモチーフにした雑貨で売場にインパクトと華やかさ

単品を売場で陳列しても充分に際だつ存在感だが、ある程度のボリュームで展開すれば、売場の協力なマグネットポイントとして、お客様の足を止めること必至なのだ。

「えっ、これ食べられるの(食べられないの)!?」

「お菓子そっくり!」

「かわいい!」

等のお客様の感嘆の声を聞くのは毎日の事だと、一様にどこの雑貨店スタッフも言う。

スイーツ雑貨、お菓子雑貨カップケーキ

タオルでできたティラミス(プレーリードッグ)

スイーツ・お菓子は幸せのイメージ

もともとハレ(非日常の行事。結婚式、誕生日などのお祝い事)のお菓子であるケーキを見て、老若男女、多くの人が連想するコトや場面は華やかで楽しいものがほとんどだ。

チョコレートやドーナッツなどの駄菓子類は子供の頃の懐かしい記憶を呼び起こす。そう、スイーツから連想する記憶や場面は幸せなイメージのものばかりのはず。

そんな好ましい連想がスイーツ雑貨の人気の本当の理由なのである。

スイーツ雑貨、お菓子雑貨ジュース

ジュースパッケージのトイカメラ。ストロー部分がシャッター(フーヴィ)

富本雅人

senken掲載2009年9月24日掲載

web追記

一過性のトレンドというより、もう定番のデザインとなった、スイーツモチーフ、お菓子柄。誰もが喜ぶ人気のスイーツをイメージした雑貨やパッケージはこれからも愛される、売れる雑貨のデザインである。

さらに詳しくは拙著「売れる雑貨屋さん」↓をご購読ください。

「売れる雑貨屋さん」雑貨店経営成功のコツが9割わかる本 著者サイト
【売れる雑貨屋さん著者公式ページ】雑貨店を経営する人の虎の巻。2007年の発刊より多くの方に購読されています。売上拡大、ブランディング、接客力向上、仕入れ交渉、販売促進、スタッフ教育…たくさんのコツとワザが満載です。「売れる雑貨屋さん-ムリなくムダなく続けるショップ運営の成功ルール」の概要を著者自身が記しています。
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